工務店が集客の悩みを解決する8つの方法【WEB編】

WEBディレクター

私は工務店・住宅会社のホームページ制作ディレクターを8年以上やっております。他業種も含めるとかれこれ20年近くWEBディレクターをやっています。

そのなかで、これは実際に集客に効果があるな〜と実感することを、工務店が集客の悩みを解決する8つの方法【WEB編】としてまとめました。

工務店・住宅会社さんが既に実践していた施策もあります。

工務店さんに提案して実践していただいたことによって集客が増えるケースもあります。

また、もともと「強み」があったのに、ホームページ上では全く訴求できていなかったケースで、リニューアルするやいなや「他社にはない強味・魅力」がうまく伝わり、集客が増えるケースもあります。

 

この記事はこんな人におすすめです!

1.ホームページをリニューアルしたのに来場予約・お問い合わせが入らない。

→ホームページをリニューアルする前にやるべき事があります。

2.工務店・住宅会社がやるべき集客方法について悩んでいる

→下記、全てのことをやる必要があります。

3.反響・訪問者を増やして受注率をあげたい

→下記内容と現状を照らし合わせてみてください。

この記事が工務店・住宅会社のみなさまの役に立つと嬉しいです。

 

工務店が集客の悩みを解決して成果を出すコツ8つ【WEB編】

工務店ホームぺージ

その1.ホームページをリニューアル制作する

これは決して売り込みではありません。

ホームページから集客ができていない場合、ホームページを中途半端に改善したところで集客にはつながりません。

成果の上がらないホームページというのは、構造的にも古いものや、ちょっとやそっと改善したところで劇的な反響は得られないケースが多いからです。

そういう場合は、思い切ってWEB(ホームページ)のリニューアルをおすすめします。

ホームページリニューアルが集客につながる理由
・最新のスマホに最適化した見せ方に設計できる
・競合他社に負けない強みを再定義する
・最新の検索エンジンに好かれる仕様にできる
・最新の魅力的な写真で直感的に価値を伝える
・理念の再定義により今現在の理念を伝える
・選ばれる理由を明確化し訪問者に伝える

などの理由があげられます。

工務店・住宅会社が集客をWEBで行う際に核になるのがホームページ(WEBサイト)です。

順番的にも最初にホームページをしっかり作り上げることが肝要です。

順番を間違えると、いくらインスタグラムやYouTubeを更新しても、ざるに水をいれるようなもので集客にはつながりません。

Google広告やSNS広告、チラシ、ポスティングを一生懸命やったとしても同様です。

最初にホームページを魅力的に仕上げてから、インターネット広告やチラシ、SNSに力を入れるのが正解です。

ただし、事前に調査や検証もなく、やみくもにホームページを作り直すと、うまくいかないケースが多いです。

まずはホームページの現状把握と改善の為の指針が必要です。

おすすめなのがホームページ診断です。

ホームページの現状把握だけでなく、作り直すならどういうふうに作れば良いか、具体的なアドバイスも掲載されたレポートが無料で手に入ります。

いずれにしても、しっかりと自社の強みや選ばれる理由を明確にして、ホームページをリニューアルすることをおすすめします。

工務店ホームページ

その2.来店・来場予約ページへの導線設計をしっかりやる

よくあるのが、ホームページのデザインを綺麗に仕上げたから集客につながるだろう。
という希望的な妄想です。

もちろんデザインが綺麗な方が良いのですが、それだけでは集客には繋がりません。
ホームページの存在を気づいてもらうための仕掛けも必要です。
ぺージのタイトル(title)や説明文をしっかりと各ページごとに作り込み検索エンジン対策をすることも必要です。

さらに訪問者の興味や悩みにしっかりこたえるコンテンツの充実も必要です。

そして肝になるのが、お問い合わせや来店・来場予約ページへの導線設計です。

最初にトップページに来訪して、施工事例をみて、会社案内にある社長の想い(家づくり)を見て、その上で最新のイベント情報をみつけて完成見学会に参加されるようなお客様なら貴社の魅力が段階を追って伝わっている可能性が高いです。

まず最初にトップページでどのような写真を見せるか?

最初のキャッチコピーで何を伝えるか?
などを検討し直感的に魅力を伝えることも大事です。

訪問者が、何をみたいのか?を最優先に考え
訪問者の気持ちになって、順を追って、どのコンテンツ(ページ)を見ていくと、深い共感を得られるのか?

などを考慮して最終的に来店・来場予約ページまでの導線をしっかり設計することがWEBからの集客を増やすこと・受注率をあげることに繋がります。

完成見学会ページ・来場予約ページの場合、同じページ内の下部に来場予約フォームがあるのは訪問者にとって便利なので是非配置してみてください。

是非、貴社も訪問者の立場で来場予約までの導線設計を考えて改善することをおすすめします。

 

その3. ブログ・SNS・YouTubeで発信しホームページにリンクさせる

ブログは検索エンジンに弱くなったという人もいますが、そんなことはありません。

弊社のクライアントでもホームページ内のブログ記事のアクセスが伸びているお客様はたくさんいらっしゃいます。
毎月、確実に検索エンジン経由の新規の訪問者を獲得しており、ブログはWEB集客に役立っています。

肝心なのは、タイトル(Title)の付け方とページの内容です。
タイトル(Title)には検索されるであろうキーワードを盛り込むことが必須です。32文字以内で。

例えば、

例)横浜市で後悔しない注文住宅を建てる7つのコツ
の場合だと、太字になっている、横浜市 注文住宅の検索キーワードで検索上位表示を狙うことができます。

内容に関しては、読み手の問題解決・悩み解決につながる内容をわかりやすく書くことが肝心です。

専門用語はつかわず、読み手の目線で、読み手に伝わるように記事を書きましょう。

読み手に役立つ記事を書いたら、それを facebookやツイッターなどのSNSで発信します。

ブログは記事を積み上げてアクセスを伸ばすものですが、SNSのほうはリツイートやシェアでアクセスが爆発的に伸びる可能性を秘めていますので、ホームページ内のブログ記事へのリンクを設定して発信し、SNSからの訪問者を増やしましょう。

最近はYouTube経由のアクセスも増えています。

YouTube経由でホームページへの来訪が一気に増え、集客につながることも起こります。

YouTube投稿の際は、リンク先ページ(ランディングするぺージ)を考慮して投稿しましょう。

YouTubeの内容に沿った、ホームぺージのURLを、YouTubeの概要欄に貼るという細かな配慮が必要です。

SNS(facebook・ツイッター・インスタグラム)で直接集客するというよりは、SNSからホームページに来訪する人を増やす事が大事です。

SNS・Youtubeからホームページに来訪する人を増やし、ホームぺージから集客(来場予約)を増やすという流れを大事にしましょう。

 

その4.MEO対策をしっかりやる

GoogleMap経由で集客することを「MEO(Map Engine Optimization)対策」と呼びます。

地域密着で商売をする場合、このMEO対策(Googleマップの最適化)をしっかりやることで、例えば「地域 + 注文住宅」で検索する人に対し、Googleの検索結果の上部にあるMap情報に表示される可能性がでてきます。

Googleの検索結果は、

・検索広告

・Google Map(レビュー)

・自然検索

の順番で上から表示されます。

Google Mapは広告ではないので、訪問者の心理的ハードルが広告に比べ低く、この地図に表示されると問い合わせが増え、集客が増える傾向にあります。

会社名+地域で調べた場合、会社の口コミや最新情報、営業時間やWEBサイトへのリンクを表示することができます。

登録の仕方は、Googleマイビジネスに登録すればできます。

Google マイビジネスとは

Google マイビジネスは、さまざまな Google サービス(Google 検索や Google マップなど)上にローカル ビジネス情報を表示し、管理することができる無料ツールです。

Google マイビジネスは、さまざまな Google サービス(Google 検索や Google マップなど)上にローカル ビジネス情報を表示し、管理することができる無料ツールです。実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスを営んでいる方は、このツールを活用すればユーザーにビジネスをアピールすることができます。Google でのオーナー確認を済ませているビジネスは、ユーザーからの信頼度が倍増する傾向があります。

見込み顧客の視点に立って考えてみてください。お客様の店舗から 3 ブロックほどの場所にいる見込み顧客が、あるサービスを提供しているお店が近くにないか探しており、そのサービスがお客様が提供しているものとちょうど一致していたとします。こうした見込み顧客は、看板を見たり友人から聞いたりしてお客様のビジネスのことを知っているかもしれませんが、Google でそのサービスについて検索する可能性もあります。そのときにビジネスの存在をアピールできるかどうかが重要です。

Google マイビジネスにビジネス情報を登録して管理すれば、取り扱っている商品やサービス、店舗の場所をユーザーに知ってもらえる機会が増え、ビジネスに関する問い合わせも増加する見込みがあります。

しかも無料でご利用いただけます。

出典:Googleマイビジネスヘルプ  

Googleマイビジネスに登録すれば、オンラインに公開するビジネス情報を最新かつ正確な状態に維持できます。

また訪問者と交流もできます。

店舗・サービスの写真を投稿できたり、ユーザーが投稿した口コミに対して返信もできます。(こ返信を丁寧にすることも重要です)

あと、新規の訪問者にアピールできるのもメリットです。

オンライン上でみつけてもらいやすくなりますし、ユーザーを自社のホームページにも誘導できます。

是非、Googleマイビジネスに登録しましょう。

すでにGoogle上に公開されている場合は、オーナー権限をリクエストして、権限の承認を行えます。

 

ホームページ更新

その5.ホームページの更新をしっかりやる

工務店ホームページにおいて、訪問者から見られる頻度の高いページに施工事例があります。

「私だったらこんな家に住みたい!」

という訪問者の希望を叶えられるかどうかを確認する意味でも施工事例ページは良くみられます。

ホームページに来訪して、すぐに施工事例を見に行く人が多いのも特徴です。

検索エンジン対策としても、効果があるページなので定期的に増えていく事が望ましいコンテンツです。

ホームページは作ってからが本番とよくいいますが、施工事例を定期的に増やすことができているホームページは着実にアクセス数が増えていきます。

同じように人気のあるページでイベント情報/スタッフブログ/お客さまの声なども訪問者にとって重要なコンテンツです。

訪問者にとって重要なコンテンツは滞在時間も増える傾向があり、そうなるとGoogle検索エンジンからも高く評価されることに繋がります。

これらのコンテンツを毎月、着実に増やすと、ホームページに厚みが出てきて、キーワードによっては検索上位表示するページもでてきますので、検索エンジン経由の訪問者が増えることになります。

 

その6.チラシ・WEB広告(SNS広告)との連動で集客する

ホームぺージに集客するには、自然検索・ブックマーク等からの流入のほかに、チラシやGoogle広告・Facebook/インスタグラム広告などから集客する方法があります。

チラシを見て興味を持った方がQRコードを読み込んでイベント・完成見学会への来場予約をする。

検索キーワードをGoogleの検索窓に打ち込んで、表示された広告文に興味をもってクリックしてページの内容を確認したうえで、来場予約をする。

Facebookやインスタグラムを見ていてイベント開催(完成見学会)を知り、クリックした先のページの内容が面白そうだから申し込んでみる。

上記のような場合は濃い見込み客である可能性が高いです。

チラシとホームページのテイストを合わせることも大事です。

チラシでは書ききれない「強み」や「選ばれる理由」をしっかりホームページで伝える事で集客・受注への確率が高まります。

WEB広告(リスティング広告)の場合は、例えば「注文住宅 新潟」というキーワードに広告をかけるだけでなく、次に候補として出てくる

「注文住宅 新潟 相場」
「注文住宅 新潟 価格」

などの検索キーワードにも、広告をかけ、それぞれ、ふさわしいページにランディングさせるなど細かな配慮と設定が必要です。

また日々、キーワードや広告文の細かな調整、除外キーワードの設定なども細やかな施策が重要です。

SNS広告(Facebook・インスタグラム広告)は一枚の画像で直感的に魅力・メリットを伝えてクリックしてもらう必要があります。同時に説明文も重要です。誇大な表現ではなく訪問者に有益な情報だということを伝える必要があります。

またSNS広告からの飛び先ページ(ランディングページ)の見直しも繰り返し行います。

訪問者がワクワクして思わず行動したくなるページ構成・内容になっているか?

という観点から作り込む事で、見込み客を集客できる可能性が高まります。

工務店ホームページ

その7.顧客のリストを見直してみる

あなたの会社に一度問い合わせをしてきた方や、来店・来場された方の顧客リストを整理する。

整理できた顧客リストのメールアドレスに最新の案内をしてみる。
最新のイベント情報、新たな施工事例、直近のブログ記事など顧客に役立つ情報をメールで送る。
この一手が「眠っていた見込み客」が再び興味を示す事はよくあります。

顧客リストに興味ありそうな情報をメールすることにより、来場予約を促進できます。

いきなり電話ではなく、リストに対しタイミング良くアプローチすると集客・受注につながるケースが増えます。

顧客のメールリストに対し、定期的にアプローチし、見込み客の育成をシステム(マーケティングオートメーション)を使って行う事もできます。

工務店専門MA(マーケティングオートメーション)の運営・管理に関しては弊社も寄り添った対応が可能です。

工務店専門MA(マーケティングオートメーション)の運営・管理については無料相談もやってますので、お気軽にお問い合わせください。

 

その8.PDCAをまわす

ホームページを更新して集客するには

PLAN(企画する)
DO(行動する)
CHECK(検証する)
ACTION(改善する)

を繰り返すことがとても大事です。

まずは解析データに基づいて検索されたキーワードを調査する。

検索キーワードに対する回答になるコンテンツを作り続ける。

上記の事が工務店・住宅会社の集客には大事です。

解析データと検証をもとに訪問者が見やすいホームページを育成して、集客・受注につなげましょう。

いくら他の工務店で効果があった集客方法であっても、自社に合うとは限りません。

自社にあったWEBからの集客方法を追求する必要があります。

企画・行動検証改善を行い、PDCAを繰り返すことに専念しましょう。

すぐに結果がでなくても焦りは禁物です。

日々の地道な改善の積み重ねが必ず集客に結びつきます。

工務店セミナー

工務店WEB活用セミナー(無料)も開催しておりますのでお気軽にご参加ください。

住宅会社・工務店の経営者やWEB担当の方に限って無料で参加できます。

参加したからといって、しつこい営業は、いッッッさいしません。

ZOOMなのでどこからでも簡単に参加できます!

本日は最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事の著者

shin

shinWEBディレクター

住宅会社専門のWEBディレクター。情熱をもって戦略的にホームページを活用する方法についてお伝えします。情緒的かつ論理的なホームページを一緒につくりあげ、更に日々コツコツWEBページを積み上げて「集客・受注」につなげましょう!
取得資格:Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)・Google検索広告認定資格

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