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コロナ禍で求められる 住宅会社・工務店のWEBサイトとは。

■withコロナの集客術

コロナ禍で、改めてWebサイトの重要性が浮き彫りになった。外出など多くの行動の自粛が求められる中で、お客様と企業との接点がインターネットに集約されたからだ。そんなウィズコロナの今、住宅Webサイトにおけるお客様の行動にも変化が出てきている。

それは、Webサイトからの完成見学会、モデルハウス来場予約申込みへの行動変化である。以前は、見学会チラシ、グーグルやインスタグラムといったWeb広告から集客したお客様も、見学会告知ページ、モデルハウス紹介ページから直接来場予約を獲得できていた。

しかし、ウィズコロナ以降、新たに集客したお客様の多くが、Webサイトの施工実例やスタッフ紹介、スタッフブログなどを数十ページ、もしくは、数日間サイト閲覧した後に来場予約申込みをする、いわゆるサイトのリピーター化が進み、そこからの予約申込みが増加している。

これは、納得できる行動である。今までは、各社の検討を、モデルハウス、見学会来場で実施していたが、この状況下では、リスクを軽減するためにも、Webサイトで比較行動をして「魅力を感じた」「期待を感じた」住宅会社にしか来場予約をしなくなったのである。もう、サイト集客を目的としたWeb広告やSEO対策だけの集客戦略に注力するだけでは、全く意味がない。Webサイト自体での情報発信が戦略的に実施できているかが、今後の結果を出す分岐点となってきた。

ウィズコロナの住宅Webサイトでは、資料請求や来場予約といった反響を獲得する前に、いかにお客様をサイト内で育成できるかで結果が分かれる。お客様の求める充実した情報を更新し、自社ブランドの信頼を高めていく、Webサイトでお客様を育てる『育成系のWebサイト』とすることが重要である。

 

■サイトリニューアルのシグナル

もし、Webサイトを直近2年以上変更していない、または、資料請求や来場予約といった反響数が低下しているようであれば、サイトリニューアルをおすすめする。デザインがかっこいい必要はない。Webサイトに必要なのは、成果に貢献できるデザインだからである。サイトリニューアルで失敗する最大の理由は、明確な目的がなく始まることにある。経営者や事業責任者の「気分」でリニューアルプロジェクトが始まり、現場メンバーは無意味な泥沼作業に疲弊し、結果的に何も成果の出ないWebサイトに終わるケースが多い。

少し冷静に考えればわかるが、Webサイトに訪れるお客様は「変わった感」などに一切興味がない。お客様が興味を持つのは「魅力を感じ」「期待感を感じる」情報のみである。そして、スムーズに目的地に到達できるデザインこそが目指すべき理想である。もちろんあまりに古くさいデザインでは、企業としての信頼を失いかねないが、最低限のビジュアルさえ担保できていれば問題はない。大切なのは、お客様が望む情報がWebサイトから発信されているかである。

また、サイトリニューアルの際には、一般的なホームページ制作会社や代理店に丸投げするのは、やめたほうがいい。住宅Webサイトは、他業種のお客様のよく見ているページや、探している情報などとは違うサイト閲覧行動がある。住宅業界を知らない制作会社や代理店にリニューアルをお願いしても、成果は期待できないであろう。しっかりと業界を熟知している制作会社やコンサルタントに明確なリニューアルの目的、ゴールを組み立ててもらうことをおすすめする。

 

■『お客様目線』のWebサイトが重要

このようにWebサイトを含むデジタルマーケティングには、成果を出すための定石が存在する。大きな投資を意思決定する前には、必ずこうした定石を理解しておいたほうがいい。住宅Webサイトの活用方法は、次のステージを迎えようとしている。だからこそ、企業発信の一方通行なWebサイトをやめ『お客様目線』のWebサイトとすることが重要である。

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JYU

JYU

住宅会社専門WEBコンサルタント。 2歳の息子を持つ子育て世代真っ盛りのドンピシャペルソナが 集客・反響数に特化した戦略的なホームページ活用方法を紹介します。

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