『暮らし方』重視の家づくりユーザーを惹きつけるリノベーションWEB施策

ウィズコロナ2年目、リノベーション人気が急激に高まってきた。

その大きな要因は、家づくりユーザーが住宅建築に求める価値が、『家そのものを手に入れること』から、家づくりを通して『新しい暮らしを手に入れること』へと変化したことにある。

◎リノベーション人気が変えた住宅市場環境とは?
◎工務店・住宅会社がリノベーション市場で勝ち残るためのWEB施策とは?

今回はこの2点についてお話したい。

1.『暮らし方』重視の家づくりユーザーが生み出す新しい住宅市場環境
ここ数年、住宅市場では着実にリノベーションへの認知が広まった。

いまや、中古物件を購入してリノベーションする、あるいは自身や親の持家をリノベーションするということが、家づくりユーザーにとって、当たり前な選択肢のひとつとなっている。

そのニーズに対応するように、住宅メディアでのリノベーション特集コーナー掲載や、リノベーション専門雑誌の発刊も増え、工務店・住宅会社でもリノベーションの専門部署や、リノベーション専門別会社の立ち上げが多く見られ…と勢いは増す一方だ。

その盛り上がりが昨今、ますます勢いづいてきたのは、もともと家を手に入れることそのものよりも、新しい暮らしを創ることに価値を置き始めていた家づくりユーザーが、ウィズコロナを体験することによって、急速に『暮らし方』重視の家づくりへと傾倒し始めたからに他ならないだろう。

これは、工務店・住宅会社にとって大きなチャンスだ。

各地の工務店・住宅会社へのヒアリング、ならびに、WEBサイトアクセス情報の解析結果から、ウィズコロナ時代にリノベーションを検討する家づくりユーザーを紐解くキーワードは、『自由な間取り×利便性の良い立地』だということが見えてきている。

従前、『自由な間取り×利便性の良い立地』を求めるユーザーは、新築住宅での検討が一般的には多かった。

しかし、特に都市部では近年の土地不足により、新しい暮らしを快適に、かつ楽しめるようにするための『自由な間取り』を存分に提案しても、『利便性の良い立地』が見つからずに最後は土地で競り負けてしまうという、工務店にとっては勝負しづらい環境が出来上がってしまっていた。

だが、リノベーション市場は違う。

同じ『自由な間取り×利便性の良い立地』を求めるユーザーに対しても、中古住宅の活用によって理想の立地条件を実現したうえで、自分たちらしく暮らすことのできる、暮らし方を最重視した理想の間取り提案に全力を注ぐことができる。

つまり、ウィズコロナ時代のリノベーション人気の高まりは、工務店・住宅会社にとって、自社が持つポテンシャルを存分に発揮した付加価値の高い家づくりができる市場環境へとつながり、結果的に『暮らし方』重視のユーザーの満足度を高め、成約率・紹介率を上げやすい新しい住宅市場環境を作り出していると考えられるのである。

 

2.リノベーション人気を売上に繋げるためのWEB施策は『サイト制作』だ

リノベーション人気の高まりを最大限に活用するために必要なのは、ずばり『リノベーション専門のWEBサイト制作』だ。

意外にも、たとえリノベーションを得意とする工務店・住宅会社であっても、新築住宅を紹介しているWEBサイトの中の1コンテンツとして、リノベーションの紹介を設けているケースはいまだに多い。

これ自体は別に悪影響があることではないのだが、自社のリノベーションにおけるコンセプト、他社との違い、技術や魅力といった点についての情報がしっかりと掲載され、見学会イベント情報や施工事例の紹介がある1サイトと比較すれば、その集客力は、比べ物にならない。

リノベーションの人気を売上に繋げるためには、まず集客が必要だ。集客、特に来場集客のためには、魅力的なWEBサイトの制作が欠かせない。

ウィズコロナを経て、今般のウッドショックにより、『暮らし方』重視の家づくりユーザーはますますリノベーションへの興味を高めている。このチャンスを逃さずモノにするためには、出来るだけ早くユーザー目線での『リノベーション専門WEBサイト制作』を行うことをおすすめする。

とはいっても、どのように進めたら…?という工務店・住宅会社の方には、ぜひ下記のページも参考にご覧いただきたい。

▼売上を成長させるWEB制作相談窓口
https://buildersnet.jp/proposal_lp/

この記事の著者

SAFFY

SAFFY

工務店・住宅会社専門のWEBコンサルタント。
集客・反響数アップのためになる『ワザ』や、営業に役立つ経営の知識をカンタンにわかりやすくご紹介します。

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