皆さんこんにちは。
WEBディレクター兼コンサルタントのKAZUです。
以前、「住宅会社・工務店ホームページにおけるセキュリティ強化」や
「工務店・住宅会社ホームページの SSL対応の必要性」の記事にて、
セキュリティ対策の重要性を伝えてきました。
この機会にサーバの契約を見直した方もいらっしゃるかと思います。
今回は住宅会社・工務店のホームページにおける、「サーバの選び方」についてご紹介したいと思います。
~そもそもサーバとは何だろう~
「サーバ」と聞くと、ホームページやメールを動かしている、
何かむずかしい物を想像される方も多いと思うのですが、
実際のところはみなさんが普段使っているパソコンをイメージ頂くと良いです。
パソコンの中に、インターネットを見るための「ブラウザ」や、
表計算のソフトなどが入って動いているのと同じように、
「Webサーバ」や「メールサーバ」といったソフトが入って動いています。
~ホームページはどのように表示されているのか~
パソコンやスマートフォンなどでインターネットを見るとき、
Internet Explorer、Google Chrome、Safari 、Firefoxといった
ブラウザというアプリケーションを起動し、
見たいホームページのアドレスを入力します。
パソコン・スマートフォンからのアドレス情報を受け取ったWebサーバは、
ホームページを表示するためのデータを返します。
このデータをブラウザが処理し、ホームページを表示します
このような仕組みで、ホームページを見ることが出来ています。
~サーバの種類と選び方について~
サーバを借りる場合、大きく3種類から選ぶことになります。
それぞれの特徴と合わせて確認していきましょう。
1.共用サーバ
複数の利用者で1つのWebサーバを共有して利用します。
特定の利用者が使いすぎて、他の利用者に影響を与えないようにサーバの利用上限を厳しく設定しています。
イメージとしては、シェアハウスで、厳しいルールが定められた共同生活のようなものです。
ルールを守れば、安く、快適に暮らすことができます。
【料金】
100円~/月額
【メリット】
他の利用者の影響を受けることがなく、好きな仕様で利用できる。
【デメリット】
他の利用者の悪影響を受けやすく、サーバーの仕様が決まっている。
2.専用サーバ
専用サーバは、物理サーバを完全に専有することができますので、自由に使用することができます。
イメージとしては、一戸建注文住宅で、自分の好きなように建てて暮らすことができます。
【料金】
8000円~/月額
【メリット】
知識がなくても、簡単の使用することができる
【デメリット】
値段も高額になり、サーバを構築する技術が必要。
3.VPS(Virtual Private Server[仮想専用サーバ])
イメージとしては、分譲マンションで、自分の部屋の中は自由にカスタムできますが、
エントランスなどの共用部分は決まったルールで暮らすことになります。
【料金】
600円~/月額
【メリット】
利用者は仮装サーバを専有でき、好きなように利用可能。
共用サーバよりも、他の利用者の影響を受けにくい。
【デメリット】
サーバを構築する技術が必要。
また、元のサーバにトラブルやメンテナンスが発生すると、影響が出てしまう。
工務店・住宅会社ホームページでサーバを選ぶのであれば、共用サーバか、VPSを選ぶのが一般的です。
様々なプランのサーバやオプションがありますので、
利用する会社の用途や目的、管理するデータの規模に合わせて最適なものを選ぶのが良いでしょう。
お困りの方は、ビルダーズネットまでお気軽にご相談くださいね。
今回は住宅会社・工務店のホームページにおける「サーバの選び方」についてご紹介しました。
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