【工務店向け】Facebook/Instagram広告の基礎知識とポイント

 

国土交通省の調査によると、注文住宅に関する情報収集方法における「インターネット」の占める割合は年々増加しており、令和3年度調査では27.5%の人がインターネットで情報を収集しています。
また、分譲住宅に関してはインターネット(53.0%)が最も多く利用されている情報収集方法となっています。
※国土交通省「令和3年度住宅市場動向調査」より

このことから、住宅会社・工務店におけるWEB集客の重要性が年々増加していると言えます。

今回、多くの住宅会社・工務店がWEB集客方法として活用しているFacebook/Instagram広告(Meta広告)について、基礎的な内容と広告配信のポイントを解説します。
新しくMeta広告を始めることを検討中の方や、自社で広告を運用しているけれども結果が出ないという方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

Meta広告とは

Facebook社(現 Meta社)が2012年にInstagramを買収したことにより、現在FacebookとInstagramは同じ会社が運営しています。
そのため、FacebookとInstagramは同じアカウントから一括で広告を配信することができます。

Meta広告の特徴として、「名前や年齢、性別などの情報の信憑性の高さに基づく詳細なターゲット設定」「幅広い利用ユーザー層」などが挙げられます。

Meta広告の配信先とフォーマット

Meta広告では、FacebookとInstagram以外にも「Messenger(Meta社が運営しているメッセージアプリ)」「Audience Network(Meta社と提携しているアプリなど)」に広告を配信することができます。
Instagramのみに広告を配信するなど、媒体を選んで広告を配信する以外に、全ての配信先に配信することでMeta広告のAIが最もパフォーマンスが高くなる配信先に自動で広告を配信する設定も存在しています。

住宅会社・工務店がMeta広告を利用する際は、「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」の3種類のフォーマットが主に使用されます。
それぞれ特徴がありますので適切なフォーマットを選択することが重要です。

投稿の宣伝

FacebookやInstagramでは、投稿した内容をそのまま広告として配信できる「投稿の宣伝」という形式の広告も存在しています。
投稿の宣伝は手軽に広告を配信することができますが、ホームページからの集客獲得を目指す場合などはMeta広告マネージャー上から配信するMeta広告を実施する必要があります。
投稿の宣伝に比べて様々な要素をカスタマイズできるため、より来場予約の獲得などWEB集客に特化した広告を配信することができます。

 

工務店のMeta広告のポイント

まずは初期設定

Meta広告を実施する際、Meta広告の効果の測定などに使用する「Metaピクセル」の設定や、ドメインの不正利用を防ぐ「ドメイン認証」など、重要な初期設定事項があります。
設定を行わなくても広告を配信することはできますが、広告の配信結果に影響が出る場合がありますので、最初にしっかりと設定することが重要です。

おすすめのフォーマットは画像広告

前述の通り、住宅会社・工務店のMeta広告では3種類のフォーマットが主に利用されていますが、まずは画像広告の配信をおすすめします。
画像広告は1枚の画像があれば配信が可能であり、住宅の外観や内観の写真を使用して複数パターンの画像を配信することで効果の測定が比較的容易なことが理由です。
ただし、動画広告やカルーセル広告は画像広告に比べて広告の表示回数が多くなる傾向があります。多くのユーザーに広告が届くことはメリットですが、広告費が無駄にならないように気をつける必要があります。

LPと連動した広告

Meta広告に限らず、WEB広告において広告テキストやクリエイティブ画像と同じくらい重要なのがランディングページ(LP)です。
どんなにWEB広告でユーザーを集客することができても、LPで多くのユーザーが離脱してしまっては広告費が無駄になってしまいます。
家の魅力が伝わるような画像やテキスト、ユーザーの後押しとなるような情報など、広告から流入したユーザーがスムーズにコンバージョンに繋がるようなLPを意識して見直しましょう。
住宅会社のWEB広告におけるLPの重要性についての記事はこちら

 
今回は、Facebook/Instagram広告(Meta広告)について基礎的な内容と広告を実施する際のポイントを解説しました。
Meta広告は簡単に広告を始めることができますが、効果的なキャンペーンを実施するには、初期設定や広告に使うクリエイティブの制作など様々な工程が必要であり、広告配信後の継続的な改善も不可欠です。

自社での広告運用にハードルを高く感じている方や、既に広告を配信しているけれどもあまり結果が出ていないという方は、住宅会社・工務店専門にWEB広告運用を行っている『ビルダーズネット』にぜひご相談ください。

ビルダーズネットの工務店専門WEB広告運用「BNAD」についてはこちら

この記事の著者

KOTA

KOTA

住宅会社・工務店のWEBマーケティング活用方法についてご紹介します。
取得資格:Googleアナリティクス個人認定資格・Google広告認定資格

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