『うちってWEB広告やったほうがいいですか?』
とある工務店ご担当者様から、そんな質問を受けました。
他社さんでも最近WEB広告っていうのをやっているみたい。
なんだか費用もターゲットも自由に選べるらしいよね。
来場予約がカンタンに増えるって聞いたんだけど。
結論から申し上げますと、『それだけの理由でWEB広告は実施しないほうが良い』です。
たとえ、来場予約をたくさん獲得できたとしても、その来場ユーザーがあなたの会社の家づくりに合致し、ファンとなってくれる割合は決して高くならず、空振りが増えて、広告費とスタッフの労力は、おそらくムダになってしまうでしょう。
でも、私は工務店こそ、WEB広告を実施すべきであると考えています。
なぜなら、沢山の他の工務店がすでに実施しているように、WEB広告による工務店集客は、コツさえわかれば大変効率的だからです。
今回はその『コツ』について、2つの重要なポイントをお話します。
コツ1)自社の求めるユーザー像『ペルソナ』を決める
広告を実施するにあたり、他社がどのようなポイントを訴求しているかは、自社のWEB広告を実施するにあたって、どうでもよいことです。
自社の求める理想的なユーザー像を定め、そのユーザー像に対して一番効果的にアプローチできるポイントを訴求すれば、ユーザー側からこちらへ近寄ってきてくれます。
『ペルソナ』がクリックしたくなる広告を作ることに軸を置き、広告用バナーやランディングページを用意することで、自社の顧客(ファン)となってくれるユーザーに対してピンポイントにアプローチすることが出来るようになり、結果的に効率の良い集客が叶うのです。
▼ペルソナの決め方についてはこちらをチェック!
『工務店のペルソナ設定。』https://buildersnet.jp/bn/2020/07/30/20200730/
コツ2)費用は『目標コンバージョン数』から逆算して決める
WEB広告をやったほうがいいかな?と同じくらい聞かれるのが、WEB広告の費用ってどのくらいがいいのかな?という質問です。
この答えは非常にシンプルです。
今回の広告キャンペーンで獲得したい来場予約や資料請求といった、『目標コンバージョン数』を定め、あとは1件のコンバージョンに対しての名簿獲得料として、このくらいまでなら支払えるという金額を算出、最後に掛け算すればいいのです。
1件のコンバージョンに20,000円までならかけてもいい。
今回は5件の来場が欲しいから、広告予算は100,000円だな。
これで概算は完成です。
もしWEB広告費用に上限予算額があるなら、上限に対して概算がどのくらい離れているのかを見ます。
安すぎるのであれば、目標コンバージョンを増やすかどうかを検討し、高すぎるのであれば、目標コンバージョン数を減らすかどうかを検討しましょう。
▼そうはいっても実際どうなの?という方はこちらをチェック!
『【ココが知りたい!】工務店WEB広告データ大公開セミナー』
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