
皆様は、メールマガジン(以下、メルマガと表記)を活用していますか?
メルマガは定期的に、施工実例やイベントの情報などを提供することで、管理顧客を定着、育成させることのできる、重要なコミュニケーションツールです。
Instagram、Twitter、Facebookなどを利用した「SNSマーケティング」が注目を浴びる一方で、特定のユーザに直接発信できるメルマガは、
この先も有効なマーケティングツールのひとつとしてその活用がさらに広がっていくといわれています。
しかし、インターネット上には情報があふれ、
企業とユーザの関係性は変化し続けています。
メルマガは、ユーザと企業を直接結ぶ大切なタッチポイントです。
その関係性の変化に敏感に対応するため、さらに進化していかなければなりません。
例えば、メルマガを作成するにあたって、
「多様化するユーザの興味分野に沿った内容を送りたい」
「最適なタイミングを狙ってユーザに配信したい」
といった課題をより掘り下げて取り組んでいく必要があります。
■「自分宛」という感覚を抱かせることがポイント
大切なのは、読み手にそのメルマガが自分宛に書かれているものだと感じてもらうことです。
受け取った相手が「自分のことだ」と捉えられるような内容にすることを目指しましょう。
そうすることで、受け取った人が自然にアクションを起こすことができます。
また、そのようにメッセージを受け取ってもらうために、メルマガの内容には具体性が必要になります。
メルマガを送る際、多くの人へと響かせたいと考えると、メッセージはどうしても抽象的になってしまいがちです。
しかし、抽象的な内容では多くの読み手はそのメルマガを自分事としてとらえることができません。
メルマガの内容を考える際には「自分宛」という感覚を抱かせることがポイントで、そのために適切なセグメンテーションを行うことが重要です。
メルマガのコンテンツにおいては、自社を売り込むだけではなく、顧客層に役立つ情報を提供する、という姿勢は重要視する必要があります。
特に中長期顧客には、一方的に不要な宣伝広告を送りつけても、未開封のまま終わってしまう可能性が高くなるだけです。
配信解除されないためにも、宣伝広告以外のコンテンツ、例えば、家づくりのためのアドバイスや、シリーズ化されたコラムを
継続して発信していくことで、ユーザが開きたくなる、読みたくなるメルマガになります。
そういったプラスアルファなコンテンツが、親近感、信頼感をユーザに与え、顧客のFAN化を可能にすることができます。
メルマガは、デジタルマーケティングにおけるユーザと企業を直接結ぶ大切なタッチポイント。
メルマガとユーザの関係性が変化し、ユーザは情報を求めてメルマガ登録していた頃とは違い、
なにかしらのメリットを求め、能動的に情報を受け取りにいくようになっています。
”ユーザファースト”な思考で、ユーザがどう感じるかを常に考え、より進化したコンテンツの配信を目指してみてください。