- 2020-11-30
- HP制作
皆さんこんにちは。
Kanaです。
企業ホームページを見ていると画面端に時々現れる、
「チャットボット」というシステムはご存知でしょうか?
「チャットボット(chat+bot)」とは、
ユーザーからの『chat(対話・コミュニケーション)』に対して、
『bot(アプリケーション・プログラム)』が回答し、受け答えを行うシステムのことです。
現在は一般ユーザーからのお問い合わせ対応が主流となっていますが、
社内の教育マニュアルとして活用されている企業もあるようです。
事前準備をしておくことで、
24時間お客様対応を行ってくれるシステム「チャットボット」。
今回は、その「チャットボット」について、
企業目線からみたメリット・デメリットをご紹介いたします。
▼Kanaによる過去の「企業目線シリーズ」はコチラから▼
さて、「チャットボット」は、大きく2種類にわかれています。
『ルールベース型』と『AI型』です。
『ルールベース型』とは、
ユーザーからの質問を企業が事前に想定し、回答を決めます。
それをシナリオ形式でシステムに設定することで、
事前シナリオ通りの問答がチャットボット内で実施されます。
ユーザーには、決められた回答のみが伝えられるため、
間違った回答、逸脱したシナリオになる心配はありません。
また設定を完了した時点から、すぐに始めることが出来るため、
「とにかくやってみたい」という企業様に向いています。
費用も抑え目で、思い通りに動かしやすいのがメリットな反面、
表記違いや、呼び名の違いに対応することが出来ず、
あくまで「事前に入力された情報」のみだけを伝える形になります。
『AI型』について。
『AI型』とは、文字通り「AI(機械学習)」にデータを入力することで、
学習した内容を組み合わせ、
AIが柔軟にユーザーからの問いに対応してくれます。
導入費用は上がりますが、改善作業が必須の『ルールベース型』と比較すると、
自動で回答精度を向上してくれる『AI型』は、
予算に余裕があり、より作業効率を高めたい企業様に向いています。
デメリットとしては、回答を行うたびにシステムが学習していくため、
高い精度を求める場合には、時間がかかることを想定して始める必要があります。
以上とても簡単なご紹介ではありましたが、
やはり文字で読むよりも、実際に触ってみた方が、
自社が向いているかどうかの判断もしやすいでしょう。
「チャットボット」を提供している企業はたくさんあり、
中には、お試し期間や、無料プランを設けているところもあります。
「いきなり導入するのは…」と悩まれている方は、
そういったところから始めるのもおススメです。
新しいモノ・コトに興味を持つのは、
私たち企業だけではなく、ユーザーだって同じはず。
積極的に知識を取り入れて、
他社に負けないWEB活用をすすめていきましょう。