10年以上前から、注文住宅取得世帯における住宅の選択理由は、『信頼できる住宅メーカーだったから』が毎年4~5割を占めてきました。(出典:国土交通省「住宅市場動向調査」)
工務店・住宅会社が最も欲しい注文住宅ユーザーは、『信頼』を求めています。
『信頼』を持ったユーザーは貴社の『ファン』であると言えます。
このファンを育てることが、自社の望む理想の見込み客を増やす第一歩。しかし、昨今のコロナ禍では、初めの接点を持つまでのハードルが上がってしまい、イベントや打ち合わせを通して『ファン』になっていただくことは、以前よりもかなり難しくなりました。
そこで必要となるのがWEBサイトを通した信頼醸成、『ファン』の育成です。
WEBサイト内でユーザーの家づくりニーズに応えられる、欲しいと思っていただける情報をこちらから更新・提示し、いかに自社ブランド・自社そのものへの信頼を醸成することができるか。
これが、今後の注文住宅ユーザー獲得数を左右するポイントなのです。
ユーザーが見たいのは『家』だけではない
工務店・住宅会社が『施工例』として写真を掲載するとき、よく写真選定の基準にしがちなのが、その家の間取りが伝わるかどうか、機能やデザインが伝わるかどうかということです。
もちろん、そういった写真が自社の『ハードとしての家』についてはしっかりと伝えてくれるのですが、昨今の家づくりユーザーがほしいのは、そういった情報だけではないようです。
Instagram、Facebook、TikTokなど、SNSをとおして家づくりの情報を集めるユーザーの多くは、『ソフトとしての家』つまり投稿者の目を通した、暮らし方、ニュアンス、ちょっとしたこだわりに関する情報を求めています。
ブログ写真から『信頼』を醸成するためのコツ
スタッフブログは『ソフトとしての家』を表現するのに最も適したメディアです。
インスタ映え、動画としての面白さなどを意識していない『生の声』として、工務店・住宅会社のスタッフの目を通して撮影されたブログ写真に、スタッフの想いが乗った言葉での説明がつくのですから、その自社ブランドの魅力を伝える力は絶大と言えるでしょう。
ブログ写真からユーザーをファンにしていくためのコツは2つ。
1)自分の目線を大切に撮る
2)写真のきれいさはそこまで気にしない
です。
『信頼』されるために伝えたい情報は、これまでイベント来場されたユーザーに営業スタッフが見せて話してきたであろう、本物の家での暮らしのイメージやニュアンス、そして自社物件への愛情です。
ですから、写真自体が特段きれいである必要はありません。
しっかり伝えたいものが写っているか、明るさは足りているかなど、イベントへお客様をお迎えするときに気を付けてきたポイントが押さえられているなら◎
・暮らしの1ページを切り取ったような目線からの写真
・クローズアップして撮った素材感が伝わるような写真
などなど…そんな何気ない自分の目線を大切にした写真へ、そこへ来場してくださったお客様へ話しかけるように、コメントを添えてみましょう。
そのスタッフブログを読んだ家づくりユーザーは、まるでイベント来場されたユーザーのように、自ずと家づくりへの興味、貴社への興味を膨らませ、ファン化していくはずです。
もっとファンを増やす方法を知りたい!
『信頼』を醸成できるサイトにしたい!という方は
こちらもご覧ください。
▼工務店ホームページFAN化プロジェクト
https://buildersnet.jp/fan/
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