これからどうやって売り上げを伸ばせばいいんだろう―。
新型コロナの流行から早1年が経過。
未だ落ち着くことのない2年目シーズンを迎え、
例年とは異なる家づくりユーザーの動きに一喜一憂。
もうどうしていいかわからない!とさじを投げたくなっている
工務店・住宅会社も多いのではないでしょうか。
勿論、世の中の動きが変われば、それに準じた
販売施策・対策の必要性も上がってきます。
しかし、あまりにも動きが定まらないものに対し、
『対策』を講じるのは至難の業というもの。
このようなときは、形の定まらない相手に合わせるのではなく、
自身を軸として確立し、周りから集まってきてもらう方向に転換するのが◎。
どんな苦境にあってもブレることなく、
どんなときでも売上アップを目指すことができます。
今回は、自身を軸にするための『自社が持つ強み』の見直し方法と、
その強みを再打ち出しすることのメリットについて、ご紹介します。
1.『自社の持つ強み』とはなんだ?
これまでのお施主様の顔を思い浮かべてみてください。
そして、ご成約に至るまでのストーリーを思い起こしてください。
どんな話をしたときに『意気投合』できたっけ?
どんなところが決定ポイントだった?
どんなことで他社よりも良いと言っていただけたんだろう?
このように考えてみると、自ずと浮かび上がってくるものが
いくつかあるはずです。
それが、あなたの会社の強みです。
自社を『こう見せたい』と思い描くことは大切です。
しかし、見せたいと思うことと、ユーザーからの見え方には、
乖離があることも。また、そんなに魅力的ではないと思っていたことが、
実はユーザーにものすごく魅力的に感じられていることもあります。
一度『強み』を整理して、見直してみましょう。
これまでのお施主様と意気投合できたことや、
決定のポイントとなったことは、<あなたの会社の魅力そのもの>です。
そして、他社よりも良いと言っていただけたことは、
<競合に勝つことのできる強み>です。
無いものねだりほど、コストと手間がかかるものはありません。
既に持っている魅力や強みをもう一度見直し、整理してみましょう。
自社の持つ魅力と、競合に対する強みを認識しなおしたら、
『宝物』がすでに手の中にあったことに気づくはずです。
2.自社の持つ『魅力』と『強み』を再度アピールしよう
どんな宝物も、持っているだけでは使えないもの。
魅力と強み、それぞれ整理が完了したら、
次はユーザーに見える形へ、再度表現していくことが必要です。
手っ取り早く展開できるのは、WEBの世界。
まずはホームページを更新しましょう。
例えば自社の魅力が『木と暮らす家の提案力』だったとします。
また、その魅力が、競合他社に優っている強みでもあったとします。
それは紛れもなく、あなたの会社のアピールポイント。
『木と暮らす家の提案力』を主軸に据えた内容で、
まずは施工例、ブログ、イベントなど、ホームページにある
更新頻度の高いWEBコンテンツから、どんどん更新をかけましょう。
このように主軸を据え、重点的に更新を行うと、
更新内容にも自ずと統一性が出てきます。
ユーザーの目に『魅力』と『強み』が触れる回数も増え、
結果的に、ユーザーの興味を引いたり(新規顧客の獲得)、
ユーザーの成約を後押しすること(既存顧客の掘り起こし)に繋がります。
自社のホームページでは、もうアピールポイントを表現できない!
と感じたら、ホームページリニューアルの検討も手です。
こんな無料セミナーもありますので、是非一度覗いてみては。
いかがだったでしょうか。
新商品の開発、宣伝ツールの見直し、どこかのFCを始めるなど、
大きなコストをかける方法にばかり頼るのではなく、
自身が持っているはずの魅力・強みといった『宝物』を
目に見える形で光らせること。
それがユーザー獲得への近道です。
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