皆さんこんにちは。
WEBディレクター兼コンサルタントのKAZUです。
引き続き、工務店・住宅会社におけるインスタグラムの
運用方法についてご紹介していきます。
今回は、運用前に理解しておきたい
心構えや企画の作り方についてご紹介します。
〜独自のポジションのメディアであることを理解する〜
前回は、人気の理由・特徴や機能をご紹介しましたが、
Instagramは非言語のビジュアル情報を主体としたSNSになります。
また、TwitterやFacebookに比べサービス内で情報を拡散させにくいメディアのため、
フォローしている・フォローされている利用者との関係に集中することができます。
その結果、フォローする相手を慎重に選んだり、
ある程度知った間柄を想定しフォロワーによく見せる写真を投稿する
といった文化が生まれてきたと考えられます。
※フォロワー:SNSにおいて、その特定ユーザーの活動を追っている者のことである。
〜ビジュアルを活用した地道なブランディング〜
Instagramでは広く拡散したり、外部サイトに簡単に誘導が出来ないため
宣伝や販促に強いメディアではありません。
ですが、フォローしたユーザーの写真はよく見ている事が多いため
コツコツと地道にフォロワーを増やしながら、写真・動画を投稿し続けて
自社の商品やイメージの信頼関係を構築していく事に適していると言えます。
「ブランディング」というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、
実際には多くの住宅会社・工務店が普段行なっていることです。
「ウチで家を建てて下さい!」とアピールする販促活動ではなく、
「こんなお家に住んでみたい」という気持ちをユーザーの中に育てて
ポジティブな印象を持ってもらうための活動が「ブランディング」であり
そういった期待に応えるビジネスを続けた信頼や実績を象徴させたものが「ブランド」になります。
〜印象に残り、覚えてもらうための世界観をつくる〜
利用者は短時間で多くの写真を見ていくため、
一瞬で「この会社のアカウントだ」と認識してもらうことは強みになります。
ビジュアルの世界観をつくるのに大切なのは「表現のスタイルや方法」に
一貫性を持たせることです。
例えば、自社のテーマカラーを意識したり、マスコットキャラクターなどがいる場合は
毎回写真に写るように心がけることで、世界観をつくることが出来ます。
担当者が複数人いる場合、これらを意識することでまとまりのあるアカウント運用が可能です。
さて、今回はInstagramを運用する前に理解しておきたい
心構えや企画の作り方についてご紹介しました。
次回は、運用時に気をつけるべきポイントについてご紹介いたします。