顧客目線を主体とした提案内容が好印象

私にとって、ホームページは「24時間営業マン」というイメージがあります。
これからの企業経営には欠かせない必須ツールだと思っていましたので、入社当時、全く活用出来ていない自社のホームページを見て焦りを感じていました。

どうにかこの状況を改善しなければと思い、数々の制作会社を探したのですが、意を決してお願いしたところは、途中で制作会社自体が無くなってしまうという始末。またイチからの構築となってしまい、頭を悩ませていました。

向上計画総合研究所（ビルダーズネット母体）のことを知ったのは、社員が参加したセミナー経由から。他社から聞いた評判が良く、提案自体も顧客目線を細かいところまで分析されていた点が強く印象に残り、お願いすることを決めました。

こだわったところは、「全て」です。

こうしてインタビューを受けることになり、ホームページの何に一番力を入れただろうか、と改めて考えたのですが、結論から申しますと「全て」かなと思います。

当社は大工を始め、現場代理人など社内全体が和気あいあいとした雰囲気なので、その辺りの社風は「スタッフ紹介」にて掘り下げて表現していただきました。
「選ばれる理由」では、郷土建設の強みは何か、何故お客様から支持されるのかという部分において今一度見つめ直し、非常に時間をかけて磨きあげました。
活用で一番頑張っているのはブログです。決して楽なものではありませんが、各部署ごとに担当を分けて取り組むことで、会社の一体感も生まれています。

今申し上げたのはほんの一部ですが、この他にも全てのコンテンツに注力しています。綿密な打ち合わせを行ったおかげから、精度の高い内容が実現出来ましたし、なによりも反響がいいですね。リニューアルの目的としていた、資料請求・来場予約・電話問い合わせというものが圧倒的に増え、大変満足しています。

「家づくりのドクター」として地域のお客様に愛される会社へ

もし今ホームページをどうにかしたいとお悩みの方がいるならば、まずは顧客目線に立ち、現在の自社サイトがどう見られているかという解析から始めると、やるべき課題が見えてくるのではないかと思います。
ただ、いずれ自分達にはわからない分野の悩みが見つかるはずです。その辺りは各制作会社によってそれぞれ違った戦略があると思いますので、自社に合う相手を吟味し、判断されることをオススメします。

ホームページのリニューアルには、費用や時間、労力もかかり正直大変なことは多いです。しかし「会社の看板」としてお客様に見ていただき、最後の１社に選ばれるためにも、数々の課題に向き合い、自分の言葉でお客様に想いを発信することが大切です。

住宅業界は「クレーム業界」と呼ばれることもあるくらい、大変難しい事業といえます。だからこそ「家づくりのドクター」として、クレームが発生しないように心掛け、また例え発生したとしてもすぐ駆けつけて対応する。これは地域密着型の工務店として、使命であると心掛けています。
その使命を全うするためにも、ホームページや紙媒体など、時と場合に応じて、活用する手段も変化させる時代に突入していると思いますね。