工務店の集客では、完成見学会やモデルハウス、資料請求など、お客様がどの媒体から来たのかを把握することがとても重要です。InstagramやFacebook、折込チラシ、メール配信、LINEなど、今は多様な集客チャネルがありますが、それぞれの成果を正確に測定するには、UTMパラメータ付きURLの活用が効果的。しかしこのパラメータ付きURLを、いざ自分なりに手動で作ろうとしても、なかなか条件がわかりにくいという欠点があります。
そこで活躍するのが、Googleが提供する無料ツール「キャンペーンURLビルダー」。アナログ媒体であっても、どのチャネルからの集客でサイトに着地しているのかを測定できるようになれば、チラシの効果や、DMの効果、サイト内のバナーボタンの効果など、さまざまな集客効果を知ることができます。
使い方は下記の通り。ぜひ参考にして、集客効率を高めてみてくださいね。
UTMパラメータとは?
UTMパラメータは、URLの末尾に追加する“追跡タグ”です。これを設定することで、Googleアナリティクス(GA4)で「どのチャネルから来場予約や資料請求が発生したか」が可視化できます。
- utm_source:流入元(例:flyer、instagram、line)
- utm_medium:媒体や手段(例:qr、social、email)
- utm_campaign:キャンペーン名や企画名(例:modelhouse_2025spring)
- utm_term:キーワード(主に有料検索向け)
- utm_content:広告コンテンツの違いを識別(ボタン位置やクリエイティブを区別)
- その他、utm_id、utm_source_platform、utm_creative_formatなどの追加項目も設定可能
| パラメータ | 説明 | 必須/任意 |
|---|---|---|
| Website URL | 遷移先のページURL | 必須 |
| utm_source | 流入元の媒体 | 必須 |
| utm_medium | 媒体のタイプ(SNS/QRなど) | 必須 |
| utm_campaign | キャンペーン名 | 必須(推奨) |
| utm_term | 検索キーワード(有料広告向け) | 任意 |
| utm_content | 広告やリンクのバリエーション識別用 | 任意 |
| その他(utm_idなど) | 管理指標や高度な分析用 | 任意 |
キャンペーンURLビルダーの使い方(工務店向けステップ)
(1)ツールにアクセスする
https://ga-dev-tools.google/campaign-url-builder/
(2)Website URLに集客したいページのURLを入力する(例:完成見学会予約ページ)
(3)Campaign Source(utm_source)に媒体名を入力する(例:instagram、flyer、email)
(4)Campaign Medium(utm_medium)に手段を入力する(例:social、qr、message)
(5)Campaign Name(utm_campaign)にキャンペーン名を入力する(例:modelhouse_spring2025)
(6)任意でCampaign Term(utm_term)やCampaign Content(utm_content)を入力する
(7)自動生成されたURLをコピーし、SNS投稿やチラシ(QRコード化)、メールなどに活用する
<工務店での活用例>
①SNS投稿ごとの効果を比較
Instagramに2種類の投稿を出したとき、それぞれ違うパラメータをつければ「どの投稿から予約が入ったか」が分かります。
②チラシごとの効果測定
エリアごとに配布するチラシに別のパラメータを設定すれば、「どの地域のチラシから予約があったか」を把握できます。
③LINE配信の効果を分析
「イベント案内」「キャンペーン案内」など、メッセージごとにパラメータを変えると、どの配信が反応を生んだのかが見える化できます。
GA4での効果確認
作成したURLを使ってお客様が来場予約や資料請求をすると、GA4でデータが記録されます。
管理画面の「集客 → トラフィック獲得」で、source/medium/campaign をチェックすれば、SNSやチラシ、LINEなど媒体ごとの成果が確認できます。
注意点と運用のコツ
- ユーザーにもURLが見えるため、不快な表現は避ける
- 大文字・小文字は区別されるため、すべて小文字で統一する
- utm_mediumはGA4標準のチャネル名に沿って使う(例:social, email, cpcなど)
- 内部リンクにはUTMを使わない(セッションがリセットされてしまうため)
- スプレッドシートで発行したURLとパラメータを管理しておくと混乱を防げる
まとめ
工務店の集客は「勘」ではなく「データ」で!キャンペーンURLビルダーを活用すれば、完成見学会やモデルハウスなどの集客施策がどれほど効果的だったか、SNS・チラシ・LINEなどチャネル別に可視化できます。ぜひ取り入れて、次回の集客戦略に活かしてみてください。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。