系統を知ると、一貫性が出る
前回の分類方法で、住宅業界を下記のように分類した。「技術系」:独自の工法・素材・耐震技術を開発する住宅会社、デザイン能力の高さで勝負する設計事務所などが挙げられる。この場合、広告や販促ツールにおいても自社の技術面での優位性をアピールすることになる。「効率系」:ローコスト住宅や建売住宅が該当する。効
前回の分類方法で、住宅業界を下記のように分類した。「技術系」:独自の工法・素材・耐震技術を開発する住宅会社、デザイン能力の高さで勝負する設計事務所などが挙げられる。この場合、広告や販促ツールにおいても自社の技術面での優位性をアピールすることになる。「効率系」:ローコスト住宅や建売住宅が該当する。効
*家は性能。高性能窓に続いて、高性能断熱材の需要が伸びてきている。省エネ住宅、ZEHの普及により2023年の住宅分野の断熱材市場は2016年比115.3%と拡大が予測されている。断熱・気密をはじめとして、全国的に住宅性能が高まることは住宅会社の経営にどのような影響を与えるだろうか
*近年、中小企業M&A市場が活気づいている。中小企業向けのM&Aマッチングサービス業界では、日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズに続きストライクが2016年に上場。中小企業向け仲介会社では3社目の上場となった。東洋経済によると、M&
*間違った「お施主様アンケート」は、ムダ家を建ててくれたOB客に「お施主様アンケート」や「お客様アンケート」を行っている住宅会社は多い。お客様の声を経営に反映させようという考えは良いが実際に活用できている会社というのは、意外と少ない。あなたの会社では、アンケートを取って満
住宅会社の海外進出は成功するのか?日本の少子高齢化が加速し、国内の住宅市場が縮小することが見えている中海外進出を模索する経営者も増えている。戸建住宅は国によって法制度や販売方法等が異なるため海外展開は難しいと考えられてきたが、最近はどうだろうか?*国内住宅市場の将来2016年度の
<あなたの会社の経常利益率は?>他の住宅会社の経常利益率はどのくらいだろうか。まずは、中小建設業の実態を「TKC経営指標」から見てみよう。(参考:TKC経営指標)平成29年1月~平成29年3月の間に決算を終えた木造建築工事業の状況を見ると、経常利益率は3.5%なお、この数
◆経営感覚の高め方社員の経営感覚を高めるには、数字に対する意識を高めることが重要である。そのためには、1)お金の出所、2)全体の数字、3)自分の仕事、4)給与連動、といった順番で理解度を高めると良い。まずは、1)お金の出所を再確認するところからである。ぜひ、自社の社員
「全員が社長」「全社経営」などの言葉は耳触りは良いが、経営者が社員を都合よく使いたいだけの”まやかし”に過ぎないのではないか。本当に必要な「経営感覚」とは何かを考えるべきだ。◆「全員が経営者」は是か非かあなたは、「社員が経営者のように考えてくれたら…」「もっと
◆事業と屏風昔から「事業と屏風は広げすぎると倒れる」と言われる。事業を拡大することにより、資金需要は増える。企業規模に合った十分な資金調達が出来なければ、環境の変化に対応できない。飛ぶ鳥を落とす勢いだった企業が、急速に業績を悪化させた例も枚挙にいとまがない。特に一度の取引
自社の歴史を継承することで、「論理」ではなく「物語」によって社員を動機付けできる。未だ社内に眠っている独自の物語・伝説を活用しよう。◆口頭伝承を文書に自社の過去を価値あるものとして継承するためには、「社史編纂室」に任せていてはいけない。年代順にならんだ会社の歴史は、教科書のようで