工務店・住宅会社のマーケティングや経営に関する情報をお届けするWEBメディア

ALEX
記事一覧

記事数 30

住宅会社・工務店の経営コンサルタント。経営・人事・財務など、中小企業の経営面でのアドバイスを行う。

  • 経営

業績拡大時に考える「強みのポータビリティ」

市場開拓で売上拡大売上が順調に伸びていたり、既存エリアでの成長が鈍化し始めたりすると、新しいエリアへと拡大したくなるのは自然の流れだ。住宅会社の場合、隣の市場に進出するのは比較的簡単だ。極端な話、モデルハウスを1棟建てるだけで進出は完了する。後は広告を出して集客し、初期の施工は既存エリアか

  • 経営

試住~モデルハウスの宿泊体験~

試乗・試食・試着があるなら、「試住」も。 宿泊体験をウリにする会社が増えてきた。昔から宿泊体験を打ち出す会社はあったが、コロナ禍が明けて本格的に再開されているようだ。試乗、試食、試着があるなら、「試住」があっても良い。むしろ高額な住宅を購入するにあたり、試さないのはおかしい!という

  • 経営

工務店の「マーケティングROI」

名簿取得単価が年々高くなっており、費用対効果が重要になっている。どの施策が最も効果的なのかを比較する指標はないだろうか。集客コストの増加家を建てる人が減っている。受注を確保するために、無理やりに人を集める住宅会社が多いため、集客単価が跳ねあがっているという話をよく聞く。完成見学会の

  • 経営

系統を知ると、一貫性が出る

前回の分類方法で、住宅業界を下記のように分類した。「技術系」:独自の工法・素材・耐震技術を開発する住宅会社、デザイン能力の高さで勝負する設計事務所などが挙げられる。この場合、広告や販促ツールにおいても自社の技術面での優位性をアピールすることになる。「効率系」:ローコスト住宅や建売住宅が該当する。効

  • 経営

性能を数値や省エネだけで語らない。スマートウェルネス住宅

*家は性能。高性能窓に続いて、高性能断熱材の需要が伸びてきている。省エネ住宅、ZEHの普及により2023年の住宅分野の断熱材市場は2016年比115.3%と拡大が予測されている。断熱・気密をはじめとして、全国的に住宅性能が高まることは住宅会社の経営にどのような影響を与えるだろうか