昨今、WEB広告やInstagram等のSNSの運用をしている工務店が増えてきています。
あなたの会社も1度は実施したことがあると思いますし、
継続中という会社さんも多いかと思います。
WEBマーケティングをしていると、ついつい「手段」が「目的」になってしまうこと、ありませんか?
たとえば、SNSのフォロワー数や広告のクリック数に注目しすぎて「なぜこの施策をやっているのか?」という本来の目的を見失うことがあります。これは非常に陥りやすいミスといえます。
どうすれば、それを防ぎ、本来の目標に向かって施策を進められるかを考えていきましょう。
■そもそも目的とは?まずは、そもそも「手段」と「目的」の違いをしっかり理解します。
- 目的:最終的に達成したいゴールです。たとえば、「売上を上げる」「来場予約を増やす」「自社の認知度を高める」などが目的です。
- 手段:その目的を達成するための具体的なアクションや施策です。SNS運用、広告配信、ブログ更新など、これらが手段にあたります。
つまり、手段は目的を達成するための道具にすぎないんですね。
しかし、数値や結果が見やすい手段に集中してしまうと、それ自体がゴールのように錯覚してしまうことがあるんです。
■どうして手段が目的化するのか?理由は大きく以下の3点でしょう。
1. 短期的な成果に目が行きがち
クリック数やフォロワー数、などの数字は、わかりやすい成果です。
特に広告やSNS運用では、これらの数値が毎日更新されるため、つい「もっとフォロワーを増やさなければ」「クリック数を上げなければ」という思いに囚われがちです。
短期的な成果に過度にフォーカスすると、本来の目的を見失いがちになります。
2. 流行の施策に引っ張られる
新しい広告フォーマットやSNSのトレンドが出てくると、「これをやりたい!」「やらないとダメ!」という気持ちになることもありますよね。
しかし、それが必ずしも自社の目的に合った手段とは限りません。
流行や新しいツールに飛びつく前に、それが本当に自分たちの目的に合った施策かどうかを確認する必要があります。
3. 成果が見える指標に依存しすぎる
クリック数やフォロワー数など、簡単に測定できる指標は便利だし、一喜一憂しやすいです。しかし、それらが最終的な売上などの目的にどれだけ寄与しているかをしっかり追いかけていないと、成果が出ていない施策に無駄なリソースを割いてしまうことも少なくありません。
■手段が目的化しないための3つのポイントでは、どうすれば手段が目的にならずに、本来の目標に向けて施策を進められるのでしょうか?
以下の3つのポイントを意識して、施策をブレずに目的に向かって進んでいきます。
1. 目的を常に意識する
まず**「最終的に何を達成したいのか?」**を明確にしましょう。
そのゴールに向かって進んでいるかを常に確認すると良いです。
MTGなどで、「この施策は目標達成に貢献しているか?」を確認しましょう。
目的を定期的に見直すことで、手段に集中しすぎるのを防ぐことができます。
2. 成果を目的に照らし合わせて評価する
SNSのフォロワーが増えても、それが売上や問い合わせ数にどう影響しているかを確認しないと、無駄な施策になってしまう可能性があります。**常に「この施策は目的達成にどう貢献しているのか?」**という視点で評価しましょう。
3. ユーザー・お客様視点を忘れない
最も重要なのは、ユーザー・お客様視点を忘れないことです。
どれだけ最新のツールや施策を使っても、それがユーザーにとって価値のあるものでなければなりません。
ユーザーが求めるものや、課題を解決できる施策こそが、最終的には成果に結びつきます。
施策を考えるときは、常に「ユーザーにとってこれがどう役立つか?」を意識しましょう。
■まとめWEBマーケティングの施策では、ついつい「手段」にばかり目が行き、肝心の「目的」を忘れがちです。
しかし、手段が目的化してしまうと、どれだけ多くの施策を実行しても、最終的な成果が得られないことがあります。
常に「何を達成したいのか?」という目的を意識し、手段はそのためのツールにすぎないという考え方を持つことが、成功への鍵です。
WEB広告やSNSマーケティングで成果が出ていないと感じたら
目的を振り返ってみてください。
我々ビルダーズネットもお役に立てますので、ぜひご相談ください。
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