工務店がホームページ制作で「来場しやすい顧客」を育てる方法

工務店ホームページ

住宅会社・工務店専門WEBディレクターの秦です。

最近ホームページから反響がないな〜。
来場予約がとくに少ないな〜。
来場予約がとにかく欲しい〜。

と日々お考えの工務店さんも多いかと思います。

また来場予約を増やしたいという相談をよく受けたまわります。

いくらいい家を建てていても、実際に完成した家を体感していただかなければその良さは伝わりにくい。

なので、新規のお客様に来場していただき、家の良さを体感して欲しいという、そのお気持ちは理解できます。

以前、WEBからの集客ポイントは下記ブログにも書きました。

工務店が集客の悩みを解決する8つの方法【WEB編】

工務店のホームページを毎月制作(更新)して、アクセス解析をすると、完成見学会やモデルハウスに「来場しやすい訪問者」の様子がわかってきます。

最初の段階として、ホームページに来る人を増やすことは大切です。

それと同時に、一回来ていただいた人に対して、もう一回あのホームページに訪問してみようと思ってもらう事も大事です。

我々は何回もホームぺージに来訪してくれる人を「リピーター」と呼びます。

リピーターとは過去2年以内にホームページに訪問した人で、再度ホームページに訪問してきた人の事を指します。

※Googleアナリティクスの「リピーター」は、過去2年以内でサイトを訪れたのが2回目以上のユーザーのセッションのこと。

このリピーターの存在が実は「来場しやすい訪問者」を育てる重要な鍵となります。

ホームぺージを何回も熱心に見にくるリピーターは本気で家を建てたいと考えている、もしくは考え始めている可能性が高いです。

何度訪問しても変化のないホームページには誰しも、また行きたいとは思いません。

訪問するたびに新しい情報が追加されていて新鮮なホームページには、また訪問したくなるものです。

工務店がホームページ制作(更新)を行って「来場しやすい人」を育てる方法について3つに絞って書きます。

 

工務店がホームページ制作で「来場しやすい顧客」を育てる方法3つ

工務店ホームページ

その1.施工事例を定期的に追加する

施工事例の更新を重ねると、いろんな検索キーワード経由で訪問してくる新規客が増えます。

またリピーターに対しても、施工事例はとても重要なコンテンツです。

工務店の最新の施工事例を見たい!

という訪問者のワクワクした気持ちをかなえましょう。

しかし、工務店さんは常に忙しい。

ゆえに大切な施工事例の更新が怠りがちだったりします。

ですが、ここは頑張って施工事例を追加する仕組みを考えましょう。

施工事例(最新事例など)を定期的に更新すると来訪する人も増えます。

施工事例を見て魅力を感じた人のなかには、来場して本物の家を体感したいと思う人もでてきます。

 

その2.イベント情報に命をかけて更新する

あなたの会社のお客様を受注するきっかけになる場所としては「完成見学会」が多いのではないでしょうか?
そのイベント情報ページ(完成見学会ページ)に全力を注いで作り込むことが、来場したい人を増やすポイントです。

例えば、イベント情報ページにチラシを1枚貼り付けたページと、きれいな内観写真がみやすく配置され、ここが見どころ(ポイント)とわかるページだったら、どちらに共感を覚え参加してみたくなるでしょうか?
ましてや、チラシそのままPDFだとスマホの場合文字が読みづらく、指先で見たい場所を大きくしてみるなど、見る人に負担を強いることになります。

なので、スマホで見た人にも魅力が伝わるように、1枚1枚の写真で魅力が伝わるように撮影を行い、配置する写真にはコメントも入れながら伝える必要があります。

また、タイトル(見出し)も大事です。
Googleから見ても、訪問者にとっても最適なタイトルをつける必要があります。

例)【完全予約制】柔らかな朝日を浴びながら朝食ができる、二階リビングの自然素材の家【〇〇市 注文住宅】

例えば上記のような生活のシーンがわかるタイトルだとイメージがわきやすいです。

憧れの注文住宅を体感したい人にはピッタリではないでしょうか?

かならず○○県や〇〇市など地域名を入れましょう。

で、このページがしっかりできたら、Google広告やFacebook広告・インスタ広告もかけてもいいし、自社のブログ・インスタ・Facebookで紹介してもいいです。

トップページでも目立つように紹介しましょう。

いろいろな導線からイベント情報ページ(完成見学会ページ)に訪問してもらいましょう。

この導線設計ができあがると、来場しようと思う人が増えます。

このイベント情報の更新は「リピーターに対しても有益」なので毎回しっかり作り込むことによって、来場したくなる人が増えることに繋がります。

工務店ホームページ

その3.ブログ更新を頻繁に行う

会社の日常や、スタッフの考え方がリアルに伝わるのが日常のブログです。

訪問者の多くは会社のリアルな姿を知りたいので、ブログ記事に目を通します。

そこでスタッフの家づくりに対する熱い想いや真摯な取り組み姿勢など人間性が伝わると共感を呼びます。

そういった観点でブログはブランディングとしても効果があります。

 

ブランディングbranding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。

引用:ウィキペディア

それだけでなく、スタッフの素の人柄や想いなんかも自然とあらわれるのがブログです。

何度も訪問する人は企業からの作られた発信ではなく、その企業の真の姿を探しています。

真の姿をブログ記事からキャッチし共感した訪問者のなかから、その会社の家を実際に見て見たいという人が現れます。

なので、自社の魅力をブログでどんどん発信して、新規のお客様にもリピーターのお客様にも、新鮮な情報やお役立ち情報を届けましょう。

 

番外編.トップページにも命をかける

工務店はホームぺージが一旦完成したら、そのまま放置しておきたくなります。

それは、考えるエネルギーや制作にかかわるコストもかかるからです。

できれば最小限の変更でたくさん訪問者や来場予約が入ればいいと思いがちです。

しかし、訪問者は、何も変わり映えのしないホームページ(トップページ)に何度も訪れようとは思いません。

これはデータを見ていると一目瞭然です。

更新しているホームページ(トップページ)と更新していないのとでは直帰率に差が出ます。

当然、更新していないホームページは直帰率が高くなり、再訪問する人も少なくなり、結果的に、来場する人も少なくなります。

なので、施工事例・イベント情報・ブログの更新などは更新した際に、トップページにもNEWマークとともに掲載するなど、しっかり目立つようにすると良いです。

なぜ、トップページが大事か?
それは、トップページに訪問してくる人の割合が高いからです。

人は見た目が大事、第一印象が大事とよくいいますが、ホームページも一緒です。

最初の印象で魅力を伝えるとともに、再訪問する方(リピーター)にも新鮮な情報を届けましょう。

そのような、地道な更新が来場者を増やすことに繋がります。

以上が、工務店がホームページ制作で「来場しやすい顧客」を育てる方法でした。

また工務店向けWEB無料セミナーも開催しておりますのでお気軽にご参加ください。ZOOMなのでどこからでも簡単に参加できます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事の著者

shin

shinWEBディレクター

住宅会社専門のWEBディレクター。情熱をもって戦略的にホームページを活用する方法についてお伝えします。情緒的かつ論理的なホームページを一緒につくりあげ、更に日々コツコツWEBページを積み上げて「集客・受注」につなげましょう!
取得資格:Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)・Google検索広告認定資格

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