近年、住宅会社においても、WEB広告を実施する会社が増えてきました。
インターネット広告の強みは、マス広告に比べて少ない費用でも始められ、また広告から得られるデータを駆使して狙った相手にピンポイントでアプローチする、そしてその効果をタイムリーに確認して施策を改善するなど、広告戦略の展開が可能なことです。
一方で、インターネット広告を取り巻く“デジタルマーケティング”の領域は、新しい技術が日進月歩で生み出され、数ある広告の中から適切なものを選んだり、
それらを適切な方法で効果測定したり、効果的な運用を実施できなければ、反響獲得は期待できません。
今回は、住宅会社における、効果的なWEB広告運用とは、何なのかをお話ししたいと思います。
■WEB広告の現状と課題
新規ユーザー獲得には、もちろんSEO対策も大切ですが、多くのユーザーを時間をかけずに集客するには、WEB広告が効果的だと私は考えています。
住宅会社において、現段階での反響獲得に結果を出しているWEB広告は、Facebook・Instagram広告ではないでしょうか。
特に、イベント、見学会への反響獲得に成果を出しています。
数年前まで、主流であった、Google、yahoo!広告においては、少々反響獲得に成果を感じていない会社もあるのではないでしょうか。
WEB広告を実施している場合、ぜひ、検証していただきたい数値があります。
それは、ランディングページの直帰率です。
もし、直帰率が70%を超えているようであれば、2つの問題が考えられます。
1、ターゲットがずれている。
2、ランディングページに魅力がない。
1に関しては、SNS広告に関しては、検証しながらのチューニングは容易だと思います。
大切なのは、2の魅力を感じてもらえないことです。
よくある直帰率の高いランディングページは、薄っぺらい情報、自社の伝えたいことだけが詰め込まれたページです。
「自然素材にこだわった、おしゃれな家です!」
「太陽光搭載でオール電化『○○キュート』が標準仕様!」
もちろん、情報としてはいいのですが、来場訴求するには、魅力的ではありません。
ユーザーを後押しする情報を考えてみてください。
■このお家でどんな暮らしができるのか。
■窓からどんな風景が見えるのか。
■休日は、家族でどんな楽しみ方ができるのか。
暮らしをイメージできる、画像、文章が来場への後押しをしてくれます。
そのためには、ターゲットの設定はもちろん、自社の強みをユーザー目線でいかに発信、イメージさせることができるかが大切です。
WEB広告で、反響獲得ができていないようであれば、広告ではなく、自社のサイトをユーザー目線で見てみてください。あなたのサイトは、来場したい、資料請求したい魅力を感じることができますか?
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