こんにちは、
住宅会社専門のホームページ制作 WEBコンサルタント JYUです。
全12回の連載で集客に特化したウェブ活用についてお伝えしています。
7回目は住宅会社のウェブサイトにおける「アクセス解析」のお話です。
みなさんは、自社サイトのアクセス解析をしていますか?アクセス解析は、サイトからの反響数(資料請求・来場予約等)を増やすために重要な取り組みです。
アクセス解析とは、サイトへアクセスして来たお客様の属性や行動を分析することです。どこから来たのか、どのページを見たのか、資料請求の申込みは何件だったか、などを解析ツールを使って調べていきます。
目的は、お客様の情報を分析し、顧客行動をもとに反響数を増やす施策につなげることです。もっと簡単に言えば、結果の出るサイトを作っていくための手段のひとつがアクセス解析です。
注意しなければならないことは、訪問者数などの数字を見ること自体が目的ではなく、あくまでも反響数を増やすという目的でサイトの課題を発見するために数字を見ることです。
では、どのような使い方をすれば、アクセス解析から反響数増加につなげることができるのかというと、まず自社サイトの現状を知ることから始めてみてください。
ウェブ担当者からアクセスレポートを報告してもらい、アクセス数、反響数をチェックしてください。現状を知ることで、自社サイトが見られているか、反響を獲得できているかを把握できます。そして、是非注目していただきたい数値データは、『新規ユーザーとリピーター』の数値です。
私は、住宅会社サイトの特性として、リピーターの増加、確保が反響数を増やすと考えています。実際にコンサルティングを行っているあるサイトで、リピーターを増やし、月間5件の反響数を40件獲得できるサイトに成長させることができました。
家は、ネット通販で販売している数万円の商品とは違います。何千万円もの暮らしの空間を購入するのです。一度や二度サイトを見ただけでは判断はできません。家づくりへのこだわり、他社との違い、これまでの実績、建てた後のアフターサポート・保証。そして、今、体験できる場所。何度も何度もサイトに訪問して、資料請求、来場予約をしてくれるお客様の方が、成約率も良いという訳です。
アクセス解析は、自社サイトの現状を知ることができ、反響数を増やすための有効な手段のひとつです。アクセス解析を行うことで、ホームページの改善すべき点も明らかになってきます。お客様にとって見やすく、情報を取得できるサイト構築をすることが大切です。アクセス解析を活用して効果的なサイトを運用してみてください。