皆さんこんにちは。
WEBディレクター兼コンサルタントのKAZUです。
ホームページからの問い合わせが思ったよりも少ないと感じている方や、
現在のホームページの反響数に満足出来ていない方は多いのではないでしょうか?
今回は「工務店・住宅会社ホームページの改善方法」についてご紹介したいと思います。
~現在のサイト状況の把握を行う~
ホームページの改善を進めていく上で、最初に行うべきことは「サイトの現状把握」を行うことです。
今どうなっているのかわからないまま、対策を考え、実施しても、更に悪化しまう可能性もあります。
そういった事態を避けるために、「Googleアナリティクス」などでアクセス状況を解析し、
アクセス数や、コンバージョン数、直帰率など基本的なデータを確認することをお勧めします。
最低でも年に数回程度は、ホームページの状況がどのように変化しているのか確認しておきましょう。
解析を実施することで「改善すべきページ」を絞り込んでいくことが出来ます。
「改善すべきページ」を絞り込んでいく際、「直帰率」が高いページ意識することが大切です。
※ 直帰率とはそのページを見ただけで離脱してしまっている人の割合を指します。
この時、気をつけるポイントは「アクセスが多いページ」から順番にチェックしていくことです。
例えばひと月に1,000アクセスあるページと、10アクセスしかないページがあり、
両方とも直帰率が80%あったとしましょう。
このケースの場合、1,000アクセスのページを優先的に改善した方が
ホームページへの効果が高いことになります。
従って、まずは閲覧数が多い上位10ページくらいを目安に、確認すると良いと思います。
直帰率の高いページが特定出来れば、よくそのページを観察し
訪問者にとって見やすく、使いやすいページになっているかどうか確認しましょう。
小さなことでも変更・修正を実施することが重要です。
~反響数を増やすための施策を考える~
「直帰率」の高いページの改善を行い、訪問者をなるべく逃さないサイトになったら
次はその訪問者から「問い合わせ」などの反響を得ることが出来るように施策を考えていきましょう。
ここでアクセス数の異なる2社の例をもとに考えてみたいと思います。
ある住宅会社 A社と、B社があり、それぞれ月間の反響数が10件だったとします。
A社の方は、ホームページのアクセス数が月間で100,000ありますが、
B社のアクセス数は、月間で10,000になります。
まず最初に各社の【コンバージョン率】を考えてみたいと思います。
反響数 = アクセス数 × コンバージョン率(CVR) の公式になりますので、
A社のコンバージョン率(CVR)は0.01%、
B社のCVRは0.1%ということになります。
では、反響数を増やすためには、各社どのような対策を行うのが良いでしょうか?
A社はアクセス数はとても多いものの、問い合わせを完了するまでの過程で
多数の訪問者が離脱している可能性が高いと考えられます。
したがって、A社のホームページ改善ポイントとしては、
「ホームページ全体のコンテンツ」や、「問い合わせを完了するまでの動線」を見直してみると良いでしょう。
一方、B社の場合、改善の余地はありますが、それなりに反響数を得ていることになりますので、
「ホームページのアクセス数」をもっと増やすことで、反響数を増やすことが出来る可能性があります。
このように事前にサイトの状況をしっかり理解することで、優先して改善すべきポイントの判断ができるようになります。
今回は「工務店・住宅会社ホームページの改善方法」について紹介しました。
どんなホームページでも、現状把握をして、改善するポイントを見つけ、
施策を行うことで良くしていくことが大切です。
リニューアルなどの大きな改善を行うのではなく、
定期的に小さな改善点を探して改善する一連の流れを、
繰り返し行うことで、必ずホームページを成長させることが出来るでしょう。
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