工務店ホームページにおける常時SSL対応 〜非SSL対応のサイトは警告表示されてしまう?〜

皆さんこんにちは。

WEBディレクター兼コンサルタントのKAZUです。

 

皆さんは普段インターネットを見るとき、どのブラウザを利用されていますか?

Internet Explorer、Firefox、Safariなど、色々な種類がありますので様々ですよね。

 

日本で一番多くの人が利用しているブラウザは何だと思いますか?

工務店のホームページを活用していくためには、現在のWeb市場をしっかり理解することが大切です。

 

実は、日本国内におけるブラウザで最も使われているのは、Googleが提供する「Chrome」です。

およそ全体の40%程度の利用者が使用していると言われています。(2018年3月時点)

さて、今回はGoogleが2018年7月にリリース予定の「Chrome」ブラウザに関する大切なお知らせをご紹介します。

 

〜Googleが実施してきたセキュリティ強化の経緯〜

「Chrome」ブラウザを提供するGoogleは、これまで様々なセキュリティ強化を実施してきました。

一般の利用者に影響がありそうな内容では、下記のような施策が挙げられます。

 

2010年 自社検索サイトをSSL化

2014年 検索結果でHTTPサイトを優遇

2017年 HTTPサイト上でパスワード・クレジットカード情報の入力がある場合に警告表示(Chromeブラウザ)

2017年 HTTPサイト上の入力フォームすべてで警告表示(Chromeブラウザ)

※HTTPサイト:SSL対応されていないサイトのこと

 

Googleは近年ホームページのセキュリティ対策を推奨しており、

ユーザーが安心して利用出来る環境を目指しているのが、ここまでの施策を見るだけでもわかります。

 

 

〜2018年7月から全てのHTTP接続ページで安全性に関する警告が表示されます〜

 

「Chrome」ブラウザを提供する、Googleは2018年7月公開予定の「Chrome 68」から

全てのHTTPサイトで「保護されていません」の警告を表示する公式発表がありました。

つまりSSL対応されていない「http://」で始まるすべてのWebサイトで、警告が表示されるということです。

今回は「保護されていません」という文字の表示だけですが、将来的には赤い表示になる等の対策が行われるかもしれません。

 

また、今回は「Chrome」ブラウザだけの警告表示ですが、

他のブラウザや、検索エンジンの「Google」でも同様の対策が行われる日もそう遠くないでしょう。

 

 

Googleは、SSL化されていないHTTPサイトを排除しようとしています。

SSL導入はまだまだ先と思わずに、この機会にホームページのセキュリティ対策を見直してみてはいかがでしょうか?

 

住宅会社・工務店のホームページにおけるセキュリティ対策の重要性については、

「住宅会社・工務店ホームページにおけるセキュリティ強化」や、

「工務店・住宅会社ホームページの SSL対応の必要性」の記事にて紹介しています。

是非参考にしてみてくださいね。

この記事の著者

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KAZU

WEBディレクター兼コンサルタント。
住宅会社・工務店のサイト制作を多数担当。
SEO対策とWEBマーケティングを中心にサポートします。

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