住宅会社・工務店で、ホームページ(PC/スマホ/タブレット)があるのは当然ですが、活用できていると自信を持って言える会社は少ないのでは?
自社のホームページを、実際の住宅受注に役立てるための方法には様々ありますが、まずは基本を押さえましょう。
※すごく簡単な話なので、詳しい人は読まないでね!
◆アクセス数と転換率
ホームページの数字で一番最初に押えなければならない基本の「き」の公式は、下記のとおりです。
[1]アクセス数×[2]転換率=[3]反響数
公式はいたってシンプルですね。
ホームページへの[1]アクセス数(ホームページが見られた数)に、そのうちの何パーセントが実際の問合せや資料請求等を行うかという[2]転換率をかけることで、反響数が出ます。
拍子抜けするくらい簡単です。
ホームページ活用やネット広告というと拒否反応を示す工務店の社長さんや社員さんもいますが、考え方は非常にシンプルなものです。
折込チラシなどと同じで、100万部のチラシを配布したら何パーセントの確率で土日の完成見学会に来るのか…という話と一緒です。
折込チラシの場合は、センミツ(千部配布して、3組の来場)なんて言われたり、近年では新聞をとっている若年世帯が減っていることもあり、1万部で1組なんて状態の住宅会社もあるようですね。
チラシの反響数を上げる話はまた別の機会にしますが、チラシの反響が悪い時は、次の時に見学会の内容を見直したり、写真やキャッチコピーを改善したりしませんか?
ホームページも同じで、反響数を上げるために数値を計測しながら改善していくことで、反響数を上げることができます。なお、ホームページの場合は、数字が正確に且つリアルタイムに把握できるので、改善の方法もより細かくできる利点があります。
公式の[3]反響数を増やすためには、[1]アクセス数を増やすか、[2]転換率を上げる必要があります。どのようにアクセスを増やすか、またホームページを見てくれている人をどのように誘導すれば転換率が上がるのか、それを分解しながら考えていくことで実際の反響数の増加につながります。
住宅会社・工務店のホームページ活用は、まずは、この公式を覚えるところから。
そして、自社のホームページの数値を上記の公式に当てはめてみましょう。
具体的な改善方法の糸口になる筈です。
※転換率は、一般的にコンバージョンレート(CVR)といいます。
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